さみしい夜にはペンを持て 〜自分を大事にできるようになった一年の振り返り〜

2026年01月01日 公開

目次

  1. 少しだけ、 2024 年の振り返り
  2. 2025 年の自分を象徴する「ランニンググループ」
  3. 「心が落ちたとき」の選択肢
  4. 最後に
    1. ランニングサークル「HASH」
    2. 日々を一緒に楽しんでいる仲間
    3. 年初に出会った本
  5. appendix. 目標
    1. アクティブ系
    2. 趣味系
    3. 仕事系 (定性が多いので、次の誕生日で)
    4. その他 (定性が多いので、次の誕生日で)
  6. appendix. 記録
    1. マラソン
    2. ランニング
    3. 登山
    4. 博物館

さみしい夜に、何を持つか。
2025 年の自分は、その答えを少しずつ変えてきた気がする。

2025 年もいろいろな出来事があった。仕事、ランニング、登山、人との関係。その一つひとつを細かく書くというよりは、「2025 年はどんな一年だったのか」を一度立ち止まって整理してみたいと思う。
年末が近づくにつれて、振り返りの構成やテーマを考えていたのだけど、2025 年は充実しすぎていて、それが本当に難しかった。
本当に 2025 年は 365 日だったのだろうか。そう思ってしまうくらい、密度の高い一年だった。

少しだけ、 2024 年の振り返り

これまでは、「頑張ること」や「応え続けること」を優先しすぎていたと思う。多少しんどくても、それを理由に立ち止まる選択肢はあまり持っていなかった。
結果として、余裕がなくなったり、自分の感情を後回しにしたりする場面も多かった。当時はそれが普通だと思っていたけれど、今振り返ると、だいぶ無理をしていて、自分を壊してしまうことも多かった。
去年までの自分は、どこかずっと力が入っていて、「こうあるべき」という軸で動いていた気がする。

そんな自分が、2025 年に入って急に変わったわけではない。ただ、少しずつ「無理をしない」選択を取るようになった。
頑張らないことを決めた、というより、頑張れなくなった自分を責めるのをやめた、に近い。
誰かの期待に応えなくてもいい。説明できない選択をしてもいい。楽しいと思えることを、ちゃんと楽しいと言っていい。
2025 年は、そういう「小さな許可」を自分に出し続けた一年だった。

2025 年の自分を象徴する「ランニンググループ」

その延長線上にあったのが、ランニンググループを作ったことだった。
いろんな人を巻き込みながら一緒に走るようになったことだ。
最初から大きな目的があったわけではない。一人だと続かないから、誰かと走りたい。せっかくなら、同じように走りたい人が集まれたらいいな、くらいの感覚だった。
2 月にふと作ったグループだったけど、今では 40 人ほどのグループになっている。
結果的に、月に一度は大会に出たり、週に一回は皇居周辺を走ったりする習慣ができた。速さを競うというより、「続けること」や「一緒にやること」を大事にできたのが良かったと思う。

気づけば、このランニンググループは、ただ走るための集まり以上のものになった。誰かと予定を合わせて走ること、近況を話しながら同じ距離を踏むこと、終わったあとにごはんを食べること。そうした一つひとつが、自分にとってはとても健全で、心地よい時間だった。
振り返ると、そこには「頑張らなきゃ」も「成果を出さなきゃ」もなかった。ただ、今日は走りたいかどうか、今の自分に余裕があるかどうか。その感覚を大事にしながら、人と関わることができていた。
去年までの自分だったら、きっとどこかで気負っていたと思う。人を巻き込むなら責任を持たなきゃ、とか、続かなかったら申し訳ない、とか。でも 2025 年は、そういう考えにあまり引っ張られなかった。
自分が無理をしないこと。自分が楽しいと思えること。それを大事にしていたから、自然と人が集まって、関係が続いていたのかな…と思う。その感覚が、とても新鮮だったし、みんなからも嬉しい言葉をもらうことも多かった。

2025 年を一言で表すなら、
「自分が自分を大事にできて、自分らしく振る舞えるようになった一年」だったと思う。
無理に背伸びをしなくてもいい。期待に応え続けなくてもいい。そう思えるようになったことが、2025 年一番の変化だった。

「心が落ちたとき」の選択肢

2025 年、もう一つ大きかった変化は、身体とメンタルの関係を実感として理解できたことだった。以前は、疲れたら寝る、気分が落ちたら休む、という単純な対処しか持っていなかった気がする。
でも、走ることや登山を続ける中で、「身体を動かすことで、頭が軽くなる」「考えすぎていたことが、どうでもよくなる」そんな感覚を何度も体験した。
体力がついた、というのもあるけれど、それ以上に、自分のメンタルは“身体の状態”にかなり影響されている、ということに気づいたのが大きい。しんどいときに無理に考え込まない。まず走る、歩く、呼吸する。そうやって、心を立て直す選択肢が増えた一年だった。

身体とメンタルの扱い方が変わると、人との距離感も少しずつ変わっていった。無理に盛り上げようとしないし、必要以上に期待に応えようともしない。その代わり、自分が心地いいと思える関わり方を選ぶようになった。
ランニンググループもそうだったし、仕事やプライベートの場面でも、「今の自分でいられるかどうか」を基準に動けるようになった気がする。
不思議なことに、そうやって力を抜いたほうが、関係は長く続く。頑張って合わせていた頃よりも、ちゃんと話せて、ちゃんと距離を保てている感覚がある。
人と関わること自体が、負担ではなく、エネルギーになる。
2025 年は、そんな関係性をいくつも持てた一年だった。

こうして振り返ってみると、2025 年自分が手に入れたのは、具体的な成果や出来事というより、生き方のスタンスだったのだと思う。
無理をしないこと。自分の感情や身体の声を無視しないこと。
完璧じゃなくてもいいし、説明できなくてもいい。自分が納得できる選択を重ねていけば、それで十分だと思えるようになった。
2026 年も、同じように過ごせるかはわからない。また迷うことも、立ち止まることもあると思う。
そんなときに立ち返れる場所として、この一年は、ちゃんと自分の中に刻まれた。

最後に

この一年を振り返ってみると、自分一人で変われたことなんて、ほとんどなかったと思う。

ランニングサークル「HASH」

その中でも、特に影響を受けているのが、研究室時代の先輩が作った HASH というランニングサークルのメンバーたちだ。(自分が作ったランニンググループとは別です)
いわゆる「つよつよ」な人たちばかりで、毎月のように大会の情報が流れてきて、「次これ出ようよ」「一緒に走ろう」と当たり前のように声をかけてくれる。
しかも大会だけじゃなくて、月に一度はランニング以外のレクリエーションもあって、とにかく楽しみ方が上手い。

正直、走力も経験も、自分よりずっと上の人たちばかり。
それでも、上から教えるとか、置いていく感じは一切なくて、
「一緒に楽しもう」「一緒にやろう」というスタンスで関わってくれる。
その姿勢が本当にかっこよくて、尊敬している。

今、自分がランニンググループを主導して続けられているのも、
HASH のみんなの背中を見て、「こういう場があるといいな」と思えているからかもしれない。
直接的にも、間接的にも、たくさん影響を受けている。
ランニングを真剣にやっている人たちは、いい人ばかり。

日々を一緒に楽しんでいる仲間

一緒に走ってくれたランニンググループの人たち。
山に誘ってくれて、同じ景色を見てくれた登山の仲間。
仕事のことも仕事以外でも真剣に向き合ってくれた会社の人たち。
特別な用事がなくてもご飯に行って、ただ話を聞いてくれた人たち。
ちょっと落ち込んだときとかに「ご飯行きたいです!」と声をかけてくれた人たち。
誰かと過ごした時間や、交わした会話の一つ一つが、少しずつ、自分を楽な方向へ連れていってくれた気がする。ちゃんと人に支えられていた一年だった。

もう一人、2025 年の自分にとって欠かせなかった存在が、パーソナルトレーナーの人だ。
身体のことだけでなく、日々のコンディションや考えていることを、かなりいろいろ話してきたと思う。

トレーニングの中で、「今は無理しないほうがいいですね」と言われたり、
逆に「今日は行けそうですね」と背中を押してもらったり。
その一つひとつが、自分の人生観や、物事との向き合い方を少しずつ変えてくれた。

頑張ることが正解じゃない。
ちゃんと休むことも、立派な選択肢。
そういう感覚を、頭じゃなくて実感として教えてもらった気がする。

年初に出会った本

思い返すと、この一年の流れは、年のはじめに『さみしい夜にはペンを持て』を読んだことから始まっていた。
何かを頑張れ、と背中を押す本ではなかった。
うまく生きろ、と正解を示す本でもなかった。
ただ、「さみしい夜に、無理に強くならなくていい」「まずは自分の気持ちを書いていい」と、許してくれる本だった。
2025 年、自分が少しずつ自分を大事にできるようになったのは、あの一冊と、あの言葉を信じてみたからだと思う。さみしい夜には、誰かと話すのもいい。走るのもいい。何もできなければ、ペンを持てばいい。
そうやって過ごしてきた一年は、間違いなく、自分にとって大切な一年だった。

去年は、「自分の声を聴く」というブログで、自分の感情や考えを、まずは自分で受け取るための手段として「日記を書いてみるといいよ」という話をした。
2025 年、その感覚は間違っていなかったな、と改めて思う。そして『さみしい夜にはペンを持て』を読んで、「日記を書く」という行為が、もっと優しくて、もっと自由でいいものなんだと背中を押された。
無理に前向きにならなくていい。ちゃんとした言葉じゃなくて、ただ、そのときの気持ちを書いてみるだけでいい。
それから、この本を読んで終わり、ではなかった。
「これ、今の ○○ さんに合いそうだな」と思って紹介したり、実際にプレゼントしたりしたことも何度かあった。

不思議なことに、『さみしい夜にはペンを持て』の話をきっかけに、それまで以上に深い話ができるようになった人たちがいる。
近況や悩みをぽつぽつ話すようになったり、お互いの日記を読んで感想を言い合ったり。
無理に距離を縮めたわけじゃないのに、自然と関係が近づいていった。
もし、まだこの本を読んだことがない人がいたら、ぜひ一度手に取ってみてほしい。日記を書いてみたい、と思える理由が、きっと見つかると思う。

さみしい夜にはペンを持て: https://www.amazon.co.jp/dp/4591178544

もし、走ることに少しでも興味があったら、気軽に声をかけてください。
速くなくても、続かなくても、大丈夫です。

appendix. 目標

2025 年、31 歳の誕生日に立てた目標がある。
いくつかも達成しているが、残り半年で達成数を増やしたい。

アクティブ系

  • 富士山に登る ✅
  • フルマラソン 4:00:00 切り
  • ハーフマラソン 1:45:00 切り
  • 前屈で手のひらを床べったりつける ✅
  • 月平均 100km 走る ✅
  • 山 4 つくらい登る ✅

趣味系

  • 福井恐竜博物館、御船町恐竜博物館、長崎恐竜博物館に行く
  • ベルギーかオーストラリアかカナダ(ドラムヘラー)に行く
  • ゲーム完成させて出展成功させる ✅
  • 次のゲーム作り始める
  • カービィのエアライダー遊ぶ ✅
  • 月一冊以上なんかの本を読む
  • 日記は気長に、楽しく続ける ✅
  • 水樹奈々のライブ行く ✅
  • Candy Tune のライブ行く ✅
  • ポルノグラフィティのライブ行く

仕事系 (定性が多いので、次の誕生日で)

  • 人に誇れる実績、アウトプットを出す
  • 数字をもとに施策の優先順位を判断できるようになる
  • 数字をもとに施策の意思決定をできるようになる
  • 落ち込みすぎない、気楽に考える
  • 調子、メンタルの悪い時を自覚できるようになる
  • 楽しめる範囲で、無理しすぎない
  • 計画的に休む
  • 言語化をサボらない
  • 実装を任せられる人をチームに 2 人増やす
  • AnyMind 側の知り合いを 20 人以上に増やす

その他 (定性が多いので、次の誕生日で)

  • 大事にしたいと思った人たちを無碍に扱わない
  • 未練を断ち切る、次に進めるようにする
  • 3 ヶ月に 1 回くらいなにかしらのブログを書く
  • メンタル壊さない
  • 嫌な人とは距離を置く

appendix. 記録

マラソン

フルマラソンでは課題が残るものの、30k までは 5 分前半で走れるようになってきた。2026 年は後半の持久力を改善してサブ 4 したい。

  • 2025.01.05 西東京 30K 3:21:48 (6:43/km)
  • 2025.02.23 BLUE RIVER MARATHON 2025 1:54:50 (5:26/km)
  • 2025.03.01 マラソンフェスティバル SPRING 2:09:54 (6:09/km)
  • 2025.03.23 豊橋ハーフマラソン 2025 2:08:38 (6:05/km)
  • 2025.04.12 多摩川清流マラソン 1:54:49 (5:26/km)
  • 2025.05.18 軽井沢ハーフマラソン 2025 2:10:14 (6:10/km)
  • 2025.05.26 赤羽荒川ハーフマラソン 1:52:23 (5:19/km)
  • 2025.06.01 東根さくらんぼマラソン 1:57:39 (5:34/km)
  • 2025.09.23 情熱ハーフマラソン 1:45:59 (5:01/km)
  • 2025.09.27 信州駒ヶ根ハーフマラソン 1:54:03 (5:24/km)
  • 2025.10.26 横浜マラソン 2025 4:31:27 (6:25/km)
  • 2025.11.16 府中多摩川風の道マラソン 30k 2:39:13 (5:18/km)
  • 2025.12.07 湘南国際マラソン 4:27:08 (6:19/km)

ランニング

ランニングを大事にし始めた 5 月からは(怪我した 10 月を除けば)安定して 100km を超えることができた。2026 年は 200km をアベレージにしたい。

  • 2025.01 104.03km ave.6’33”km
  • 2025.02 116.90km ave.6’11”km
  • 2025.03 67.39km ave.5’55”km
  • 2025.04 82.09km ave.6’11”km
  • 2025.05 108.76km ave.6’01”km
  • 2025.06 101.56km ave.6’31”km
  • 2025.07 118.56km ave.6’10”km
  • 2025.08 146.83km ave.6’15”km
  • 2025.09 150.13km ave.6’11”km
  • 2025.10 62.82km ave.6’10”km
  • 2025.11 162.51km ave.6’02”km
  • 2025.12 225.55km ave.8’09”km

登山

6 月から本格的に登山を開始。12 月からはトレイルもできるようになった。2026 年はもっとたくさん山に登れると良いな。

  • 2025.04 宝登山
  • 2025.05 高尾山
  • 2025.06 大菩薩嶺
  • 2025.07 蓼科山
  • 2025.08 川苔山縦走
  • 2025.08 御岳山、大岳山
  • 2025.09 富士山
  • 2025.09 金峰山
  • 2025.10 陣馬山、景信山縦走
  • 2025.11 乾徳山
  • 2025.11 筑波山
  • 2025.12 小仏城山、高尾山縦走
  • 2025.12 南鷹尾、奥高尾トレイル

博物館

2025 年は地方の博物館にもたくさん行けた。2026 年も定期的に行けると良いな。

  • 国立科学博物館 (鳥展)
  • 京都市青少年科学センター
  • 京都市鉄道博物館
  • 大阪市立自然史博物館
  • 豊橋総合動植物公園 のんほいパーク
  • 音更ふるさと資料館
  • 堺市博物館
  • (大阪万博)
  • 愛媛大学ミュージアム
  • 愛媛県総合科学博物館

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